初日の出を見るなら石鎚から

四国百名山, 山歩き, 百名山

元旦早朝3時半には、石鎚ロープウェイ乗り場で始発を待つ。毎年恒例の初日の出登山です。去年よりは冬も多く道中が楽しみではあるのだけど、キツメの寒波予報もあり、始発を待つ登山客は、例年の3分の1くらいかな。

山頂はガスに覆われ、風が吹き荒れる。気温はマイナス13度くらい。風の強さも相まって、ピリピリと体温を削っていく。太陽が見えるのかどうか微妙な天気だけど、折角なので少し粘ってみる。風がガスを薄くしてくれる瞬間を願って。

真上の雲が薄くなり、青空がふわり覗く。よしよし、いい流れ。すると、ふわりと周りが明るくなり、太陽のシルエットがジャジャジャーン!どこからともなく、「あけましておめでとうございます」という歓喜の声。ほんの数秒であろうが、紛れもない初日の出。ありがたいです。

日の出待ちで限界に近づいていたので、そそくさと下山します。雪が少なくアイゼンがガチャガチャ歩きにくい。

夜明かし付近では、雪はすっかり少なくなってました。

雪が少ないといっても、それはそれは美しい光景を見せてくれます。山の偉大さは計り知れません。

2021年 初登山@石鎚山 願うのは安全登山

コロナ感染予防のため、アウトドアに注目が集まっていますが、山での事故も増えているようです。安全が一番です。無理せず丁寧に、雪山を楽しみましょう。

Posted by ippei